摘要 |
【課題】過給域でリーン燃焼運転を行う内燃機関においてリッチスパイクの実行による燃費性能の低下を抑える。【解決手段】過給域でリッチスパイクを実行する場合、第1状態量制御と第2状態量制御のうち燃料消費量が少ない方を選択する。第1状態量制御では、過給圧を低下させるようにWGVを操作しつつリッチスパイクを実行し、リッチスパイクの終了後、再び過給圧を上昇させるようにWGVを操作し、過給圧が回復するまでは軸トルクを変動させないようにスロットルにより空気量を抑えつつ燃焼空燃比を理論空燃比に調整し、過給圧が回復したらスロットルにより空気量を増大させるとともに燃焼空燃比をリーン空燃比に戻す。第2状態量制御では、過給圧を維持するようにWGVを操作しつつリッチスパイクを実行し、リッチスパイクの終了後、スロットルにより空気量を増大させるとともに燃焼空燃比をリーン空燃比に戻す。【選択図】図8 |