摘要 |
屋内、特に高層ビル内における現在位置の階数検知に対して、より正確な高度乃至は階数を演算する気圧式高度計を提供する。そのために、気圧式高度計(100)において、月日に応じた屋内における空気の温度に基づいて予め演算された複数の気圧高度変換係数とこれら複数の気圧高度変換係数を用いる演算式とを気圧高度変換係数記憶部(2)に記憶しておく。実際の運用にあたっては、基準気圧測定記憶部(1)により、ある地点の気圧を基準気圧として測定・記憶しながら、測定したい地点での気圧を現在気圧測定部(3)で測定し、これらのブロックでの処理結果を用いて、高度演算部(5)で所定の演算を行なうことにより高度を演算するものである。 |