摘要 |
水晶振動子(100)は、主面を有する振動部(40)と、振動部(40)を囲むように設けられ振動部(40)よりも厚さが薄い周辺部(50)とを含む、ATカット水晶基板(10)と、主面に形成された励振電極(30)と、励振電極(30)に電気的に接続された延出電極(32)と、を含み、水晶基板(10)の長手方向はZ´軸と平行な方向であり、短手方向はX軸と平行な方向であり、振動部(40)は、周辺部と鋭角の角度θ1で接する第1短辺側側面(44b)と、第1短辺側側面(44b)に隣接するとともに、XZ´面においてX軸から傾斜して形成されたテーパ側面(42)とを有し、テーパ側面(42)は、角度θ´(θ´>θ1)で周辺部(50)と接しており、延出電極(32)は、励振電極(30)からテーパ側面(42)の少なくとも一部を通って長手方向の一方の短辺側に延出して形成されている。 |