摘要 |
【課題】基礎杭に対する構造物支柱の平面方向の位置調整範囲を確保して、杭芯ずれ等の施工誤差を吸収すること。【解決手段】杭頭接合構造1は、外縁部側に周方向に円弧状に延びる円弧状長孔24a〜cが周方向に配列されたフランジと、フランジに接合される底面、および2本の支柱10a,10bを間に挟んでこれら支柱と接合される互いに対向する2つの板状部材を備えるベースプレート30と、固定具と、を備える。底面は、フランジに重ね合わされた際に円弧状長孔24a〜cを円周に含む円の内側接線または弦と重なり、円弧状長孔24a〜cと重なり合う部分に固定具を貫通させる、対向する2つの横長孔を備える。2つの板状部材は、底面から垂直に延伸し、2本の支柱10a,10bそれぞれと自身とを固定させる固定具を貫通させる縦長孔33a,33b,34a,34bを備える。【選択図】図1 |