摘要 |
【課題】蓋の一側辺をヒンジ構造によって本体に軸支する容器において、蓋を半ば開蓋する状態と、全開する状態を使い分けることができるようにする。【解決手段】本体側壁から側方に突出させた支持体3にヒンジ軸4を形成し、蓋側壁から突出させたフック5をヒンジ軸に回動可能に係合させる。ヒンジ軸の端部に、中心から外周までの寸法が一定である回動範囲6aと、中心から外周までの寸法が大きくなるストッパー部6bを形成したヒンジカム6を設ける。蓋には背面に向けてガイド突起7を設け、ヒンジカムの回動範囲の外周に当接する範囲を自由に回動し、ガイド突起がヒンジンカムのストッパー部6bに当接することによって回動、すなわち蓋の開きを停止させる。その状態で、蓋をヒンジ軸方向に移動させることによってヒンジカム6とガイド突起7の当接を解除し、蓋2を全開可能とする。【選択図】 図4 |