摘要 |
酵素的ビオチン化を利用して、試料中の標的物、特に、自動染色プラットフォームを用いるホルマリン固定パラフィン包埋試料を検出する近接検出方法が記載される。1つの開示された実施態様は、ビオチンリガーゼ及び第1の標的に近位で結合する第1の特異的結合部分を含む第1のコンジュゲートと試料を接触させる工程と、ビオチンリガーゼ基質及び第2の標的に近位で結合する第2の特異的結合部分を含む第2のコンジュゲートと試料を接触させる工程と、第1の標的及び第2の標的が近接配置を有するとき、ビオチンリガーゼによるビオチンリガーゼ基質のビオチン化を可能にする条件に試料を供する工程と、ビオチンリガーゼ基質のビオチン化を検出する工程とを含む。基質のビオチン化を可能にする条件は、ビオチン及びATPの添加を含む。方法はまた、ストレプトアビジン−酵素コンジュゲートと試料を接触させる工程も含み得る。シグナル増幅も使用され得る。【選択図】図1 |