摘要 |
ディレードコーキングプロセスにおける重質軽油成分、コーキングプロセスリサイクル、および、重質炭化水素は、コーキングサイクル中にコークスドラム内の気体/液体−固体界面よりも上側の蒸気中へ触媒添加剤を注入することによってコーキング容器内でクラッキングされる。添加剤は、播種剤、過剰反応物質、キャリア流体、または、これらの任意の組み合わせと組み合わせて或いは単独で、反応速度論を変えてこれらの成分を優先的にクラッキングするためにクラッキング触媒および急冷剤を備えてもよい。添加剤の急冷効果は、触媒へと向かう通常のリサイクルの最高沸点化合物を凝縮し、それにより、これらの標的反応物質に対する触媒暴露に焦点を合わせるために効果的に使用されてもよい。また、本発明の典型的な実施形態は、(1)コークス生成を減少させるため、(2)燃料ガス生成を減少させるため、(3)液体生成を増大させるためのシステムおよび方法も提供する。 |