摘要 |
【課題】骨切り術によって生じた欠損部の深さや角度に適した人工骨スペーサを,手術中の負担を軽減して容易に準備できるようにする。【解決手段】人工骨スペーサ10は,互いに対面する上面11及び下面12を有し,上面11と下面12の一方は,他方に対して傾斜した傾斜面となっている。上面11と下面12の両方に凸部21及び凹部22が形成されているか,若しくは上面11と下面12の一方に凸部21が形成され他方に凹部22が形成されている。2つの同形状の人工骨スペーサ10を中心を揃えて上下に重ねた場合に,第1の人工骨スペーサ10の凸部21と第2の人工骨スペーサ10の凹部22が嵌合する。これにより,同形状の人工骨スペーサ10を安定的かつ簡単に積み上げることができ,人工骨スペーサの傾斜角や高さを自由に調節できる。【選択図】図2 |