摘要 |
鋳片を連続鋳造する方法であって、鋳片の圧下が可能で、かつ鋳型から鋳片に沿いつつ鉛直方向に移動が可能なロールを備えた可動ロール圧下装置を用い、鋳片の引き抜きを完了した後、前記ロールを、停止した鋳片に沿って鉛直方向に移動しながら圧下することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法。前記ロールの、鋳片を圧下しながらの移動方向が鉛直方向上向きであってもよい。また、鋳片の横断面が円形であってもよい。この連続鋳造方法により、低い設備コストでかつ表面品質の低下を招くことなく、断面積の大きさに関わらず、鋳片の中心部におけるザクおよびポロシティ、ならびに鋳片上部の引け巣やザクを低減することができる。 |