摘要 |
この発明に係る空気調和システムは、予冷・予暖制御中において、設定温度と室内温度との第一の温度差が、圧縮機が運転を行う温度差以上になるように、設定温度を制御し、室内温度と目標温度との第二の温度差が、第一の温度差より小さくなったら、設定温度を目標温度に変更するように制御する。これにより、圧縮機を低容量から中容量の範囲に運転することができ、空調装置の運転効率を高めて消費電力の少ない省エネルギー運転を可能とする。設定温度の調整で簡易的に圧縮機の運転容量を抑制できるため、制御が容易になり、予冷制御を多様な空調装置に搭載したり、外部の制御装置から予冷制御を行えるようになりHEMSなどにも活用できる。 |