摘要 |
<p>【課題】長波長領域の吸光度が高く、しかも偏光度の高い偏光フィルムを製造することのできるPVA系重合体フィルム、およびその製造方法の提供。【解決手段】水中での結晶長周期が14.5〜16.0nmであるPVA系重合体フィルム。また、回転軸が互いに平行な複数の乾燥ロールと熱処理ロールを備える製膜装置を使用してPVA系重合体フィルムを製膜する際に、式(I)で示されるT1→2が60〜75となるように乾燥する、PVA系重合体フィルムの製造方法。T1→2={T1?(40−V1)+T2?(V1−V2)}/(40−V2) (I)(T1は第1乾燥ロールの表面温度(℃)を、V1は第1乾燥ロールからの剥離時のフィルムの揮発分率(質量%;但し10〜30である)を、T2は第2乾燥ロールから最終乾燥ロールまでの各乾燥ロールの表面温度の平均値(℃)を、V2は最終乾燥ロールからの剥離時のフィルムの揮発分率(質量%)を表す。)【選択図】なし</p> |