摘要 |
【課題】各探索回における演算処理を最大限効率化することで、非線形最適解を導出するまでの速度を向する。【解決手段】放物線近似によって各探索回におけるステップ幅αを導出する直線探索法に基づいて、関数fの最小値ないしは最大値を求める探索手段として、初期値として任意の基準点x0を記憶手段に記憶する初期情報取得手段と、ある基準点から未知の臨界点を探索する探索回において、基準点から探索方向ベクトルdの方向に、0でない微小なスカラーである仮ステップ幅&sgr;だけ進んだ仮臨界点における関数の一階微分値f’&sgr;を求め、記憶手段に保持する仮臨界点保持手段と、基準点における関数の一階微分値f’及び一階微分値f’&sgr;、仮ステップ幅&sgr;を用いて、未知の臨界点までのステップ幅αを近似的に導出し、未知の臨界点における関数の一階微分値f’αを近似的に導出し、記憶手段に保持する臨界点近似手段と、を有する。【選択図】図2 |