摘要 |
まず、四角形状のc面サファイアからなる基板12を用意し、その基板12の上面の全面に触媒金属としてのニッケルを成膜して触媒金属膜14とする((a)参照)、次に、リソグラフィ法により触媒金属膜14を所定形状の触媒金属膜16にパターニングする((b)参照)。続いて、触媒金属膜16の温度を1000℃まで昇温し1000℃で20分間保持する。そして、触媒金属膜16の温度を5℃/minの速度で1000℃から800℃まで降温し、触媒金属膜16の温度を800℃で15時間保持する。これにより、グレインの大きな触媒金属層17を得る((c)参照)。その後、触媒金属層17の表面に炭素源を供給してグラフェンを成長させ、触媒金属層17を酸性溶液で溶かしてグラフェン素材10を取り出す((d)〜(g)参照)。 |