| 摘要 |
本発明は、エレベータの安全の観点から重要な機能を示すように構成されたセンサ(27、28)と、エレベータの安全を示すセンサ(27、28)により形成されるデータを読み取る安全回路(20、24)とを有するエレベータの安全装置に関する。安全装置はエレベータの巻上機を駆動する駆動装置(１)を有する。駆動装置(１)は直流バス(2A、2B)と、直流バスへ接続されエレベータモータ(６)へ給電するモータブリッジ(３)を有する。モータブリッジ(３)はハイサイドスイッチ(4A)およびローサイドスイッチ(4B)を有し、エレベータモータで駆動する場合は直流バス(2A、2B)からエレベータモータ(６)へ、またエレベータモータ(６)で制動する場合はエレベータモータ(６)から直流バス(2A、2B)へ電力を供給する。駆動装置はさらに、モータブリッジのハイサイドスイッチ(4A)およびローサイドスイッチ(4B)の制御極に制御パルスを生成することによってモータブリッジ(３)の動作を制御するモータブリッジの制御回路(５)と、駆動装置(１)の外部から遮断/接続できる安全信号(13)のための入力回路（12）と、入力回路(12)へ接続され、安全信号が遮断されるとモータブリッジのハイサイドスイッチ(4A)および/またはローサイドスイッチ(4B)の制御極へ制御パルスを通さないように構成された駆動防止論理回路(15)とを有する。安全信号(13)の信号導体は安全信号(20.34)から駆動装置(１)へ配線され、安全回路(20、34)は安全信号を遮断/接続する手段(14)を有する。安全回路(20、34)は、安全信号を遮断することでエレベータを走行阻止状態にするように構成され、安全回路(20、34)は、安全信号(13)を接続することで走行阻止状態を解除するように構成されている。【選択図】図１ |
