ゼブラフィッシュモデルを用いることにより薬物をスクリーニングする方法、及びこの方法によりスクリーニングされた化合物

摘要

本発明は、ゼブラフィッシュを用いて、近視および円錐角膜疾患を治療及び／又は予防するための候補薬をスクリーニングするプラットフォームに関する。本発明は、主に、いくつかのＳＬＲＰｓの中の一つであるルミカンに基づくものである。前記ルミカンは、ゼブラフィッシュの原線維形成または眼球サイズに影響を与える遺伝子の調節においては重要な役割を担い、また、臨床近視においても重要な役割を担う。従って、本発明は、構築されたゼブラフィッシュモデルを用いて、さらに、ルミカンの発現及びコラーゲン原線維形成に影響を与える薬物、及び／又は眼球サイズの調節に影響を与える薬物を同定する。これらの薬物は、近視及び／又は円錐角膜疾患を治療するための有力な候補薬である。