摘要 |
長手方向軸線を有し、第1の環状イオンガイド部および第2の環状イオンガイド部を含む環状イオンガイドを含む飛行時間型質量分析器が開示される。イオンは、第1の環状イオンガイド部に入射し、第1の環状イオンガイド部内で、長手方向軸線の回りに実質的に安定な円軌道を形成する。イオン検出器は、環状イオンガイド内に配置される。イオンは、第1の環状イオンガイド部から第2の環状イオンガイド部へ第1の軸方向に直交加速される。第2の環状イオンガイド部の少なくとも一部に沿って軸方向DC電位を維持し、それにより、イオンが第1の軸方向とは実質的に逆の第2の軸方向へ反射される。イオンは、イオン検出器に検出される前に、第2の環状イオンガイド部を複数回軸方向に通過する。【選択図】図8C |