摘要 |
【課題】熱分解法による銀粒子の製造方法について、平均粒径20nm〜200nmの範囲内で粒径を制御することができ、粒径の揃った銀粒子を製造することができる方法を提供する。【解決手段】熱分解性を有する銀化合物である炭酸銀とアミン化合物とを混合して前駆体である銀−アミン錯体を製造する工程と、前記銀−アミン錯体をその分解温度以上の加熱温度で加熱して銀粒子を析出させる工程と、を含む銀粒子の製造方法。前記アミン化合物として、少なくとも一方の末端が1級アミノ基であり、炭素数4〜10の所定の炭化水素基Rを含むアミン化合物を混合して銀−アミン錯体を製造する銀粒子の製造方法。炭酸銀へのアミン化合物の混合量は炭酸銀中の銀のモルヒに対して、1.5〜10倍のモル量であり、銀−アミン錯体を2.5〜50℃/分の昇温速度で加熱し、65〜160℃に加熱し、10分〜2時間反応系を加熱保持して、分解、銀粒子の析出を行う。【選択図】図2 |