摘要 |
<p>ブームの管壁孔にアンテナ素子を貫通させてブームを上下方向に加圧するだけで、ブームに対してアンテナ素子を極めて簡便に固定できる。ブーム管壁における左右円弧壁の内面には、上下方向の相互間に間隙を形成する状態でブームの軸心方向に長い二条のリブを並設させ、ブームを上下方向から圧縮して天壁と底壁の曲率半径を「仕上り管壁の曲率半径」に近づくように変形させると共に、左右の中間壁を外周に向けて膨出させる状態に湾曲させて、ブーム管壁の断面形状を略真円形状に形成すると共に、8個の尖頭部を上下方向の相互間の間隙が小さくなる方向で、かつ、左の円弧壁内面に配した尖頭部と右の円弧壁内面に配した尖頭部との相互間が遠くなる方向に夫々斜め方向に移動させて、アンテナ素子の周壁に夫々斜め方向から食い込む状態にして、アンテナ素子の回動と軸線方向の移動を阻止するような状態で中空管状のブームにアンテナ素子を固着する。</p> |