摘要 |
本発明は、油入電気機器内における硫化銅生成による異常発生の危険度を診断する油入電気機器の診断方法であって、前記油入電気機器内の絶縁油中に含まれる特定化合物を検出する第1ステップと、前記第1ステップで得られた検出結果に基いて、前記油入電気機器内における絶縁破壊へ至る危険部位への硫化銅生成の可能性を評価する第2ステップと、前記第2ステップで得られた評価結果に基いて、前記油入電気機器における異常発生の危険度を診断する第3ステップとを含み、前記特定化合物は、ジベンジル・ジスルフィドおよび2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールを含む、油入電気機器の診断方法である。 |