摘要 |
本発明によれば、PIRセンサシステム100は、第1の感知領域11に関連付けられる第1のPIRセンサ1と、第2の感知領域12に関連付けられる第2のPIRセンサ2とを含む。第1及び第2の感知領域は部分的に重なり、検出セル46a乃至46f、45a乃至45dに分割される。各検出セルは、第1及び第2の出力信号の所定の特性によって表され、当該出力信号は、各PIRセンサの第1及び第2の感知素子4−7からの入力信号に基づいている。これにより、様々な検出セルが、第1及び第2の出力信号の信号特性(振幅及び符号)の特定の組み合わせによってコード化される。更に、PIRセンサシステムは、どの検出セルに熱源が位置付けられているのかを決定するために、第1及び第2の出力信号の特性を、検出セルのうちの1つに関連付ける処理ユニット15を含む。本発明は、PIRセンサシステムの製造費が削減される点で有利である。設置時に検出セルと出力信号との対応を特定する校正方法も提供される。 |