摘要 |
半導体セラミック層1a〜1gを形成する半導体セラミックが、SrサイトとTiサイトとの配合モル比mは1.000≦̸m≦̸1.020であり、ドナー元素が結晶粒子中に固溶されると共に、アクセプタ元素が、前記Ti元素100モルに対し0.5モル以下(好ましくは0.3〜0.5モル)の範囲で粒界層中に存在し、Zr元素が前記Ti元素100モルに対し0.15モル以上3.0モル以下の範囲で含有され、かつ、結晶粒子の平均粒径が1.5μm以下である。これにより実用性に耐えうる絶縁性能を確保しつつ製品歩留まりの向上を図ることができ、かつ良好なESD耐圧を有する量産性に適したSrTiO3系粒界絶縁型のバリスタ機能付き積層型半導体セラミックコンデンサを実現する。 |