摘要 |
耐水性に優れ、水と接触した場合であってもプラスチックレンズから離脱しがたく、防曇性に優れた防曇性プラスチックレンズを提供すること。【解決手段】プラスチックレンズの表面上に防曇剤からなる被膜が形成されてなる防曇性プラスチックレンズであって、前記被膜が、式(I):(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は親水性基を示す)で表わされる繰り返し単位を有し、少なくとも片末端に式(II):(式中、R3、R4およびR5は、それぞれ独立して、炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のアルコキシ基であって、R3、R4およびR5のうちの少なくとも1つの基は炭素数1〜4のアルコキシ基、R6は炭素数1〜12のアルキレン基を示す)で表わされるアルコキシシリル基を有する(メタ)アクリル系ポリマーを含有する防曇剤で形成されていることを特徴とする防曇性プラスチックレンズ。 |