高酸化鉄含量を有するリチウム含有ガラス、及びその作製方法

摘要

低赤外線吸収リチウムガラスは、０．０００５から０．０１５重量％、より好ましくは０．００１〜０．０１０重量％の範囲でＦｅＯを含み、レドックス比が０．００５から０．１５の範囲、より好ましくは０．００５〜０．１０の範囲である。ガラスは、化学的に強靱化することができ、暗視野ゴーグル又はスコープの防弾視野カバーを設けるために使用することができる。追加の酸化剤をバッチ材料に添加することによって、ガラス作製プロセスを、０．０２から０．０４重量％の範囲のＦｅＯを有し且つレドックス比が０．２から０．４の範囲である高赤外線吸収リチウムガラスの作製から低赤外線吸収リチウムガラスの作製に変更する方法が提供される。追加の還元剤をバッチ材料に添加することによって、ガラス作製プロセスを、低赤外線吸収リチウムガラスの作製から高赤外線吸収リチウムガラスの作製に変更する第２の方法が提供される。本発明の１つの実施形態では、酸化剤がＣｅＯ２である。本発明の実施形態は、この方法により作製されるガラスを包含する。