摘要 |
【課題】破損した原子炉の燃料デブリ取り出しおよび解体の方法は、燃料格納容器内に放射線を遮蔽するための水を満たした上で、伸縮式マニピュレータにより行われる冠水工法が主流である。 しかし福島第一原発の場合は、漏水を止めることが困難であり、冠水工法は採用しにくい。 従って格納容器内に水を満たさずに施工できる施工方法が望ましい。【解決手段】この発明に於いては、始めに原子炉上部の作業フロア(30)に作業器機(24)を原子炉内部に釣り下ろすための桟橋(31)を設置し、は接続管(3)を結合するための複数の穴(16)を開け、この穴に接続管(3)を釣り下げ固定する。、この接続管(3)を貫通して各種作業器機(23,24)を釣り下ろし、それぞれの接続管(3)の先端に設置された作業器機固定機構(6)により作業器機(24)を固定する。この状態で解体作業を行い、作業深度が深くなるにつれ順次接続管(3)を継ぎ足して解体作業を継続する。【選択図】図4 |