摘要 |
複数の反応容器に試料と試薬を各々分注して反応させ、反応した液体を測定する自動分析システムにおいて、栓を有する真空採血管などの検体容器を移送路上で取り扱う方法であって、試料の分注に先立って、前記検体容器の栓を取り外し、試料の分注を終えた検体容器に対して、分注前に対応していた同じ栓を用いて、閉栓する試料容器の開閉機構を設けた。検体容器から取り外した栓の保持と管理を行う開閉機構と、前記検体容器の搬送経路を前記検体容器の識別処理に適合して、選択可能とする搬送装置を備え、適合した栓の閉栓を実行できるように構成した。このような本発明によって、自動分析システムにおける検体容器の開閉処理に関して、試料の採取処理のスループットを向上させる容器開閉システムが提供される。 |