摘要 |
<p>導電性を損なうことなくイオン液体をゲル化することにより擬固体電解質としての幅広い用途に応用が可能なイオン性有機化合物とイオン液体とからなるゲル状イオン導電体を提供することを課題とするものであり、該ゲル状イオン導電体は、下記一般式(1)で表されるイオン性有機化合物とイオン液体とからなり、イオン性有機化合物の濃度は0.9g/L以上を有し、イオン液体のアニオン部はビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミドまたはビス(フルオロスルホニル)アミドであることを特徴とする。【化1】(式中、Aは、窒素原子間の炭素数が1〜10の置換基を有してもよいN,N,N’,N’−テトラメチルアルカンジアミンから選択された窒素原子が四級化されたカチオン性官能基である。Xは1価のアニオンを示す。nは正の整数で有り、その平均値(重量平均重合度)は1〜800の範囲である。)</p> |