摘要 |
トロイダル変速機において、複数の転動要素(20、22)が、それぞれの接触領域において入力及び出力レース(10、14)と駆動係合している。各転動要素(20、22)は、転動軸の周りで回転するようキャリッジ組立体(26)上に装着され、傾転軸の周りで自在に枢動することができ、該傾転軸は、転動軸に垂直に転動要素(20、22)を通過して、ローラ中心にて転動軸と交差し、これにより傾転角の変化によってレースの回転速度比である変速機比の変化を引き起こす。傾転軸は、変速機軸線(V)に垂直な面(P)に対するキャスター角(図4を参照)として知られる角度にて配列される。各キャリッジ組立体(26)は、ピッチ軸線(A、B)の周りの回転成分を有する転動要素(20、22)の移動を引き起こすことができる。転動要素(20、22)の傾斜により、これらが傾転し、これにより変速比が変化することになる。【選択図】 図1 |