摘要 |
<p>【課題】複数の測線のうちのいずれかの測線が故障したときであっても、算出される流量の精度が低下することを抑える。【解決手段】各測線Mでの流速の各々を重み付けるための係数を有する補正テーブルであって、全ての測線Mが正常であるときに用いる正常時用の補正テーブルと、正常時用の補正テーブルとは異なる異常時用の補正テーブルとを含む複数種類の補正テーブルが記憶された記憶回路と、各測線Mにおける流速と、補正テーブルの係数とを乗算した複数の補正値の平均としての平均流速を算出する演算回路と、測線Mにて計測できなかったときに測線Mが異常であると判定すると共に、測線Mでの流速が所定の範囲から外れたときに測線Mが異常であると判定する判定回路と、を備える。判定回路によって測線Mが異常であると判定された場合、演算回路は、異常な測線Mでの流速を演算から除外し、正常な残りの測線Mでの流速と、異常時用の補正テーブルとを用いて算出された平均流速に基づいて、流量を算出する。【選択図】図4</p> |