| 摘要 |
【課題】斜面の補強土工は耐久性が短い場合が多く、本体の機能が必要とされる崩壊時点では老朽化している場合が多い。そこで、長期耐久性を持ち斜面の劣化を抑制できる斜面の補強土構造を提供する。【解決手段】斜面から地盤Ｃに穿孔した穴１に充填したグラウト材１１の内部に、補強材２を配置すると共に、補強材２に沿わせてその周囲に複数本の荷重伝達棒３を配置し、荷重伝達棒３の先端側を補強材の先端側の区間D１で周囲のグラウト材１１と互いに連結し、荷重伝達棒３の地表側を補強材の地表側の区間Ｄ２を被覆するスリーブ管５の周囲のグラウト材１１と互いに連結する。補強材２の地表側の頭部を緊張して、スリーブ管５の内部で補強材２を伸長し、補強材２の先端側と地表側の間にプレストレスを架ける。【選択図】図１ |
