コア／シェル構造を有するナノワイヤを備えた光電子デバイス

摘要

本発明は、基板（１１）の上に形成された、コア／シェル構造を有するナノワイヤ（１、７）の形態をとる発光手段を含む光電子デバイスに関する。上記ナノワイヤは活性領域（１２、７２）を含み、この活性領域は、異なる発光波長に関連づけられているとともに上記活性領域のうちの少なくとも２つの異なる領域（１２０、１２１；７２０、７２１、７２２）の中に配置された少なくとも２つの種類の量子井戸を含む。ナノワイヤ（１、７）における活性領域（１２、７２）の第１の領域（１２０、７２０）は、ナノワイヤのコア（１０、７０）を少なくとも部分的に囲んでいるとともに半径方向の量子井戸を備える、略垂直な周辺部分であり、この活性領域の第２の領域（１２１、７２１）は、ナノワイヤにおけるコアの端部に位置しているとともに軸方向の量子井戸を備える、略水平な上側部分である。このデバイスは、基板上の第１の電気接触領域（１５）と、発光手段の上の第２の電気接触領域（１６、５１；１７、８１）とをさらに含む。第２の領域は、発光手段が少なくとも２つの組において配置され、電気接触が、連続的な導電層を介して、活性領域における少なくとも異なる領域において、上記少なくとも２つの組のそれぞれに対して行われるように配置され、電源は、多波長光の放出を得るように制御される。