摘要 |
【課題】十分な接着強度を発現でき、低粘度化を実現でき、且つ、塗工紙作成時の操業性が良好な共重合体ラテックスを提供すること。【解決手段】乳化重合により得られる共重合体ラテックスであって、共重合体は、(a)脂肪族共役ジエン系単量体15〜60質量%、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体5〜35質量%、(c)シアン化ビニル単量体5〜30質量%、及び、(d)これらと共重合可能な単量体0〜75質量%、からなる単量体成分で構成されており、上記乳化重合は、反応系のポリマー転化率が1.0%に到達した到達時までに、上記(c)シアン化ビニル単量体の全量を投入せず、上記到達時から、単量体成分の全量投入終了した終了時までの時間、の60%の時点までに、上記(c)シアン化ビニル単量体の全量の80質量%以上を投入して行われる、共重合体ラテックス。【選択図】なし |