摘要 |
本発明は、外科用縫合針の各端部を保持する保持装置(5,6)を有する第1顎部材(2)と第2顎部材(3)との間で、両頭型外科用縫合針(100)を前後に通すように構成された開腹手術及び/又は内視鏡手術のための外科用縫合装置(1)に関する。第1顎部材及び/又は第2顎部材は第1付勢力で開放位置に付勢される。装置はさらに、第1保持装置及び第2保持装置を操作する操作装置(13)を有する。この操作装置が、第2付勢力を有する一又は二以上の第2ばね部材(20)で通常位置に付勢された第1操作機構(14)を有し、第1付勢力が第2付勢力よりも小さく、そのため作動力を最初に第1操作機構に作用させると、それにより第1顎部材及び第2顎部材が互いに向かって動き、その後操作装置が作動中となる。 |