摘要 |
【課題】本発明は、一部の表面処理層に大きな負荷が生じることを回避でき、粉状の滓の発生量を低減できるとともに、しごき加工後の折返し絞り成形部の寸法精度が悪化することを防止できるしごき加工用金型及び成形材製造方法を提供することを目的とするものである。【解決手段】本発明によるしごき加工用金型は、パンチと、パンチと間に押込穴を形成するダイとを備えている。表面処理金属板のスキューネスRskが−0.6未満かつ−1.3以上の場合、ダイの肩部の曲率半径及びR止まりとパンチとの間のクリアランスは、{(tre−cre)/tre}?100で表わされるYとr/treで表わされるXとが0<Y≦̸18.7X−6.1を満たし、かつXがX≧0.6を満たし、かつrがr≦̸0.5hを満たすように決定される。【選択図】図6 |