摘要 |
<p>【課題】布製の収納部材を設けたツールホルダにおいて、文字、数字や図柄を精密に表すことができるようにする。【解決手段】収納部材3Cの前面の布6の裏側ではなく表側で、しかも比較的小さな凹凸がないような平面6Aに図柄を表す為の昇華転写染色層7が形成されている。昇華転写は、例えば分散染料の昇華染色性を利用した気相染色法であって、分散染料インクを使って印刷した転写紙7Aを、収納部材3Cの布6における表側の平面6Aと重ね合わせて熱処理することにより、気化したインクが生地側に浸透して染色する。このように染色された生地によって収納部材3Cが形成されている。図柄を表した昇華転写染色層7を収納部材3Cの布6に形成するようにしたことで、刺繍したり或いは染色した糸を織ったものに比較して、多色にしたり、また図柄などを精密に表すことができる。【選択図】図1</p> |