摘要 |
【課題】外側第1コイルと外側第2コイルとの異種金属の線材から成る外側コイル内へ細径の芯線を貫挿して成る医療用ガイドワイヤであって、異種金属の線材を一体接合して成る外側コイルは、一体接合した境界部の前後で屈曲変形させた場合に均一な円弧を描くことはできず、又、芯線の細径化に伴う先端側への回転伝達性能と病変部の穿孔性能を向上させる為の技術課題が存在する。【解決手段】外側第1コイルと外側第2コイルの密巻きに初張力を作用させ、初張力によるねじり応力を一定範囲とすることにより、境界部の前後で屈曲変形させた場合に均一な円弧を描くことができ、又、芯線先端部は截頭円錐体を連接した一定の関係式を満たす連接截頭円錐体構造とすることにより、先端側へのねじりモーメントを増大させて閉塞病変部での穿孔性能を向上させることができる。【選択図】図6 |