摘要 |
高速のPINベースの光検出器は、非常に低い電界に曝されるドリフト層(104)と結合した、印加電界が高い薄い光吸収層(102)を備える。より高い移動度を有する電荷キャリアのみがドリフト層(104)を走行しなければならず、より低い移動度を有する電荷キャリアは、光吸収層(102)の厚み未満又は最大でもそれに等しい距離を走行すれば済む。ドリフト層(104)のバンドギャップエネルギー(208)は、光吸収層(102)のバンドギャップエネルギー(206)よりも大きい。より高い電界の光吸収層からより低い電界のドリフト層への移行は、傾斜層(105)によって実施される。光吸収層(102)に対するドリフト層(104)における電界の減少は、光吸収層(102)、ドリフト層(104)及び傾斜層(105)におけるドーパント濃度の分布によって実現される。【選択図】 図2 |