摘要 |
【課題】通常時のスイッチング損失を増加させずかつ回路の構成要素を増やさずに過電流遮断時に発生するサージ電圧を抑制できるモータ駆動装置を実現する。【解決手段】モータ駆動装置1は、スイッチング素子Sがオンオフ駆動されることでDCリンク側の直流電圧を交流電圧に変換して交流モータ側へ出力するモータ駆動部11と、ゲート駆動指令に応じてモータ駆動部11のスイッチング素子をオンオフ駆動するゲート駆動回路12と、ゲート駆動回路12に対しゲート駆動指令としてオン指令およびオフ指令を出力するゲート駆動指令生成部13と、DCリンク部を流れる電流もしくは交流モータ側の交流電流についての過電流を検出する過電流検出部14とを備え、ゲート駆動指令生成部13は、過電流検出部14が過電流を検出したとき、オン指令に対するオフ指令の割合を徐々に増加させながらオン指令およびオフ指令を交互に出力し最終的にはオフ指令のみを出力する。【選択図】図1 |