摘要 |
【課題】切屑の排出量が多くなる加工条件であっても、切屑排出性が良好なエンドミルを提供する。【解決手段】回転中心軸(O)を有するエンドミル本体(1)と、エンドミル本体(1)の先端側の3つ以上の底刃(2)と、底刃(2)の後方の外周刃(5)と、外周刃(5)間の切屑排出溝(7)と、切屑排出溝(7)を挟んで外周刃(5)の対岸に位置するヒール(3)とを備え、外周刃(5)間の各切屑排出溝(7)の回転中心軸(O)に垂直な横断面の形状が、外周刃(5)側の第1凹曲線(12)と、ヒール(3)側の第2凹曲線(13)と、2つの凹曲線(12、13)間の突起(14)とを有し、突起(14)の両側線が凹曲線からなり、回転中心軸(O)を中心としてエンドミル本体(1)内に描ける最大径の円(c)から外周刃(5)までの距離(H)に対する円(c)から突起(14)の頂上(P)までの距離(h)の比(h/H)が0.1〜0.4倍のエンドミル(10)である。 |