摘要 |
【課題】レリーズ軸受に対する押し込み力の負荷によってエンジンから変速機のインプットシャフトへの動力の断続を行う自動クラッチ装置の小型化と応答性の向上を図ることである。【解決手段】軸力発生機構40によりレリーズ軸受30をダイヤフラムスプリング19に向けて加圧移動させてフライホイール13とクラッチディスク16とのクラッチ結合を解除とする自動クラッチ装置において、軸力発生機構を、変速機11におけるインプットシャフト12の軸端部の外周囲に配置された電動モータ41と、電動モータのロータの回転運動をレリーズ軸受の直線運動に変換する回転/直動運動変換機構50とで形成する。回転/直動運動変換機構をインプットシャフト上において伸縮筒を形成する複数の径の異なる筒体51乃至53と、スライド自在に嵌合された一対の筒体の相互間に設けられて大径側筒体の回転を小径側筒体の直線運動に変換するカム機構60とで形成する。【選択図】図1 |