摘要 |
半導体基板としてのn型単結晶シリコン基板1の光入射面とは反対側の面に、第1導電型非晶質半導体膜(n型非晶質シリコン層5)上にキャリア濃度の低い第1の導電性半導体膜(第1の酸化インジウム層9)、その上にキャリア濃度の高い第2の導電性半導体膜(第2の酸化インジウム層10)を備え、キャリア濃度の低い第1の導電性半導体膜中に絶縁性微粒子8を備える。これにより、光を散乱させ光路長を伸ばしても、導電性半導体膜での吸収が起きずに損失がなく、赤外吸収の抑制及び効果的な散乱による光路長の増大の両立が実現され、電気的特性の劣化を招くことなく、100μm以下の薄型半導体基板においても高い変換効率を得ることができる。 |