摘要 |
この発明の実施形態は、少なくとも1つの供給ポンプ(2)と、少なくとも1つの熱交換器(3)と、膨張タービン(5)と、凝縮器(6)とを備える有機ランキンサイクル・システムを制御する方法であり、有機ランキンサイクルが、有機作動流体の供給フェーズと、該有機作動流体の加熱及び気化フェーズと、該有機作動流体の膨張及び凝縮のフェーズとを備え、前記方法が、液相の有機作動流体のパラメーターである制御変数(Y)を変えることにより働くコントローラー(20)によって、有機作動流体の過熱の関数である調整された変数(X)を制御し、調整された変数(X)が、タービン入口での気相の有機作動流体の現在温度と、膨張のフェーズが有機作動流体の液相の形成を含む温度しきい値(Tlim)との間での温度差(ΔT)である。 |