摘要 |
【課題】シートの位置状態によって後席用エアバッグによる後席乗員の拘束性能が低下することを抑制する。【解決手段】車両の衝突が予測された際に、後席用エアバッグ装置48が固定されたシート34(72)のシートバック部42の角度が所定角度以上の場合は、エアバッグの展開領域88が(A)に示すような位置となることで、後席84の乗員を効果的に拘束できない可能性がある。このため、上記の場合には、シート34(72)に内蔵されたリクライニング用モータを駆動し、シートバック部42の角度を(B)に示すような位置まで起こすことで、エアバッグの展開領域88を調整する制御を行う。【選択図】図6 |