ナルメフェン塩酸塩二水和物

摘要

【課題】投与されたオピオイドアゴニスト、及びオピオイド系から内在的に生成されるアゴニストの両方の薬理作用を阻外するオピオイド受容体アンタゴニストであり、アルコール依存の管理に多く用いられるナルメフェンについて、経口剤形のための、ナルメフェン塩酸塩の新規な非吸湿性形態、即ち、ナルメフェン塩酸塩二水和物、及びその製造方法の提供。【解決手段】下記式によって表され、８．９９、１０．６３、１５．２４、１６．５５および１７．２０においてピークを有する、ＣｕＫα１線を使用した２θ値のＸ線粉末回折スペクトルによって特徴付けられる化合物の結晶。非吸湿性であり、２５℃で９５％ＲＨに曝露時に水分が１％ｗ／ｗ未満、好ましくは０．５％ｗ／ｗ未満、更に好ましくは０．３％ｗ／ｗ未満が吸収される、化合物の結晶【選択図】なし