摘要 |
【課題】高価な素子を使用することなく、モータに印加される相電流波形の歪率を下げ、低騒音なブラシレスモータを低コストにて提供する。【解決手段】センサエッジ間(電気角60°)の経過時間にて次のセンサエッジ間(電気角60°)のロータ位置を予測して正弦波電圧駆動を行う一方、速度制御処理を実行して目標回転速度と実回転速度との間に差を更正する。また、相電流の位相が誘起電圧に対して進んだ形となるように印加電圧をロータ回転位置に対して進角させる進角処理を実施する。速度制御処理により、センサ信号の切り替わり時もスムーズな形で制御が継続され相電流波形の歪が抑えられる。また、進角処理により、相電流のピーク値が上がりモータの起電力も大きくなり、供給電圧の変化に対する電流変化が和らげられ、相電流波形の歪が抑えられる。【選択図】図5 |