摘要 |
【課題】ブローホールの発生を抑制しつつ、金属粉の歩留まりを向上させることができるレーザ肉盛方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係るレーザ肉盛方法は、ポートの燃焼室側開口端に円環状のザグリ溝15を形成する工程と、ザグリ溝15に金属粉26を供給しつつ、レーザビーム30を照射し、バルブシート用の肉盛層16を順次形成する工程と、を備え、溶融プール31にシールガス24を吹き付けながら肉盛層16を形成するレーザ肉盛方法であって、肉盛層16は、始端部17a、始端直後部18a、中間部18b、終端直前部18c及び終端部17bを有し、肉盛層16をこの順に円環状に順次形成し、始端部17aに終端部17bを重ねるオーバーラップ部を形成する際のシールガス24の流量を、中間部18bを形成する際のシールガス24の流量よりも大きくする。【選択図】図6 |