摘要 |
【課題】取得タイミングの一致したデータを計算で使用することにより、出力周期の異なる別々の装置から同じタイミングで出力される熱的状態値を、略一致させることができる炉心監視システムを提供することを目的とする。【解決手段】炉心監視システム10は、プロセス計算装置11と、多群3次元炉心性能計算装置12と、プラント制御装置13と、修正1群3次元炉心性能計算装置20とから構成され、この修正1群3次元炉心性能計算装置20は、TIPトリガ受信部21と、TIPデータ33を取得してTIPトリガ34の受信を契機にベース分布42を計算するベース分布計算部22と、計算により短周期状態値43を出力する短周期状態値計算部23と、制限値41を記憶する記憶部24と、短周期状態値43が制限値41を超えないように炉心流量37及び制御棒位置38の制御を調整する調整信号44をプラント制御装置13に出力する比較調整部25と、を備えている。【選択図】 図1 |