摘要 |
【課題】気筒内壁に到達しない量の燃料噴射を繰り返すことにより排気浄化装置に供給できる量よりも多くの燃料を、燃料の気筒内壁への付着量を増大させることなく、排気浄化装置に供給できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。【解決手段】燃料噴射制御装置は、最大ポスト噴射回数のポスト噴射の実施時期及び燃料噴射量を規定する制御条件であって、最終ポスト噴射を除いた各ポスト噴射時に噴射される燃料が気筒内壁に到達せず、最終ポスト噴射を除いた各ポスト噴射が、排気弁が開く前の、噴射燃料が着火しない期間内に実施され、最終ポスト噴射の燃料噴射量が、要求量から他の各ポスト噴射の燃料噴射量の総和を減じた値であり、最終ポスト噴射により噴射された燃料の気筒内壁への到着直前に排気弁が開き始める制御条件を特定して、特定した制御条件に従って燃料噴射弁にポスト噴射を行わせる機能を有する。【選択図】図4 |