摘要 |
【課題】燃料の性状ばらつきが存在する場合にも適正なる燃料噴射制御を実現する。【解決手段】ディーゼル機関であるエンジン10は、燃焼室11b内に燃料を噴射するインジェクタ17を備えている。ECU40は、燃料の動粘度を取得する動粘度取得手段と、燃料の密度を取得する密度取得手段と、前記動粘度取得手段により取得した動粘度と前記密度取得手段により取得した密度とに基づいて、前記燃料に含まれる炭素量及び水素量の少なくともいずれかを算出する成分算出手段と、前記成分算出手段により算出した炭素量及び水素量の少なくともいずれかに基づいて、要求噴射量に対してインジェクタ17による実噴射量の過不足が生じている状態であるか否かを判定する噴射量判定手段と、前記噴射量判定手段により前記実噴射量の過不足が生じていると判定した場合に、その過不足分に応じて燃料噴射量の補正を実施する補正手段と、を備えている。【選択図】 図1 |