摘要 |
【課題】顕微分光装置の面分析の測定時間の短縮とクロストークの回避とを両立させる。【解決手段】ラマン分光装置10は、一方向に同ピッチで並んだ複数のアパーチャー30を有するマルチスリット28を使って、レーザー光をマルチビームに整形するビーム整形手段と、マルチビームを集光して直線状に並んだ複数のビームスポットICを試料Sに形成する対物レンズ12と、複数のビームスポットICからの光の中間像IAを整形する結像レンズ18と、中間像IAの位置に設けられた分光器前スリット22と、このスリット22の通過光を分光してビームスポットICのスペクトル像を検出する分光器50およびCCD検出器60とを備える。さらに、複数のアパーチャー30を、当該アパーチャーの配列方向に半ピッチだけ進退させる移動装置32と、この移動装置32の動作およびCCD検出器60の検出サイクルを連動させる制御装置70とを備える。【選択図】 図2 |