摘要 |
隣接する第1及び第2セル(セルA,セルB)を有するLTE方式の無線通信システムにおいて、第1セル(セルA)の第1ユーザ(UEB)は第2セル(セルB)のダウンリンク送信から大きな干渉を被るかもしれない。そのような干渉は、第1ユーザ(UEB)が第2セルの配下になるようにハンドオーバされた後に、第1ユーザ(UEB)に低減された干渉しか与えないように、第1セルの第2ユーザ(UEA)に対するダウンリンク送信のためにプリコーダを選択することにより、低減させることができる。TDDシステムにおけるアップリンク/ダウンリンクチャネルの相互依存性及びLTEリリース10における新たな送信モードTM9は、チャネル情報を取得するため及びプリコーディングを決定するために活用される。第2セルへのハンドオーバの後に、第1ユーザ(UEB)に対するリソース割当(RBB)が第1セルに通知される。第1セルでは、第1ユーザに対する干渉を減らすように選択されるプリコーダ及び同じリソース割当を受けるように、第2ユーザ(UEA)が選択される。 |